『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』 第41作目

マドンナ:竹下 景子
ロケ地 :オーストリア(ウィーン)/宮城県(松島)/石川県
公  開:1989年8月
 
ひょんなことからウィーンに行く羽目になった寅さんだったが、ガイドの久美子と知り合って俄然調子を良くする。しかし彼女の空港での熱い抱擁を見ると何も言えず、寅さんは黙って機上の人となるのだった。
 
「ウィーン」を「湯布院」と聞き間違えるのは、日本全国探しても寅さん位のもんですね。おかげで寅さんも海外進出。ちなみにこの作品が今のところ、寅さんが相手に恋人がいて振られた最後です。

『男はつらいよ ぼくの伯父さん』 第42作目

マドンナ:後藤 久美子
ロケ地 :佐賀県(佐賀市、古湯温泉、吉野ヶ里)/茨城県(袋田)
公  開:1989年12月
 
後輩の泉に会うために佐賀までバイクで飛び出す満男だったが、偶然佐賀で寅さんと同宿になる。泉の叔母・寿子のもてなしを受け、惚れかける寅さんだったが、気を取り直して満男と泉の出会いのセッティングをして去っていく。
 
やっぱり寅さんの惚れ癖は残ってましたが、何とか踏みとどまりました。満男のためだから。でも、例え満男と言えどもセッティングが終わり次第、そそくさとどこかへ行ってしまうのは変わらない。元F1レーサーのジャン・アレジと結婚した後藤久美子が出演。でも当初の予定にはなかったそう。

『男はつらいよ 寅次郎の休日』 第43作目

マドンナ:後藤 久美子
ロケ地 :大分県(日田市)/愛知県(名古屋市)
公  開:1990年12月
 
別居中の父親に会いに泉と満男は日田へ向かった。幸せそうな父親を見てあきらめた二人のところに、追ってきた寅さんと泉の母・礼子が合流する。家族のような一夜を過ごすが、翌朝泉と礼子の姿はない。
 
前作に続き、泉(後藤久美子)と満男を中心に描かれ、寅さんと礼子の恋?も同時進行で描かれている。

『男はつらいよ 寅次郎の告白』 第44作目

マドンナ:後藤 久美子
ロケ地 :鳥取県、岐阜県(奥恵那峡・蛭川)
公  開:1991年12月
 
泉は母親の愛人の存在を許さず、家出をしてしまう。追いかける満男、偶然会った寅さんと三人で、昔馴染みの女将の店に世話になっているうち、女将が今は独り身だと聞いて寅さんは妙な気分になってくる。
 
かつて所帯を持とうと思った聖子、今は夫と死別し寂しい日々。寅さんもまんざらではないが。やはりいつものパターン。満男のこの言葉が大正解。「手の届かない美しい人には夢中になるけど、その人が伯父さんに好意を持つと逃げ出してしまう。」寅さんの悲しい性。

『男はつらいよ 』 第45作目

マドンナ:後藤 久美子
ロケ地 :宮崎県(油津)/岐阜県(下呂温泉)
公  開:1992年12月
 
理容店を営む蝶子(風吹ジュン)の家に世話になった寅さん。偶然泉に出会い、大騒ぎの末満男も合流する。蝶子の気持ちに最後まで気づかぬ寅さんと蝶子の弟と仲がいい泉に焼き餅をやく満男と、共に恋路半ばのまま。
 
蝶子とうまくいきそうな寅さん、すると今回も例に洩れず逃げ出す始末。満男の恋も少しは発展はあるものの、似たり寄ったり。満男の伯父さんについて行きたいという思いは、われわれの気持ちを代弁しているかのよう。

『男はつらいよ 寅次郎の縁談』 第46作目

マドンナ:松坂 慶子
ロケ地 :香川県(琴平・志々島・高見島)/栃木県(烏山)
公  開:1993年12月
 
就職活動に嫌気がさして旅に出た満男を追って、寅さんは瀬戸内の島に着いた。島の看護婦に恋心を抱く満男を尻目に、寅さんは雰囲気のある葉子と散策などするのだった。
 
寅次郎の心配をする満男。それが葉子、寅さんを怒らせてしまう。結局二人は島を出ることに。満男も亜矢とうまくいっていたが、島を離れると亜矢に新しい恋人ができ振られてしまう。これって誰かに似ているような気がする。。

『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』 第47作目

マドンナ:かたせ 梨乃
ロケ地 :新潟県(上越市)/滋賀県(長浜、西浅井町)/神奈川県(鎌倉市)/長崎県(雲仙)
公  開:1994年12月
 
靴のセールスに嫌気がさした満男は、気分転換に先輩のところに遊びに出掛け、先輩の妹・菜穂(牧瀬理穂)に一目惚れ。一方寅さんは撮影旅行に来ている典子と意気投合していた。しどろもどろに菜穂に近づく満男の肩を叩くのはまたもや寅さん。
 
典子はまたもや、人妻。そして満男の恋は信夫の余計なおせっかいでうまくいかず。結局この二人の恋は今回も散りました。作品のタイトルは渥美清出演の「拝啓天皇陛下様」をもじったもの。

『男はつらいよ 寅次郎紅の花』 第48作目

マドンナ:浅丘 ルリ子
ロケ地 :鹿児島県(奄美大島)/岡山県(滝尾・津山)/兵庫県(神戸市)
公  開:1995年12月
 
満男のところに泉が訪ねて来て、医者の卵と結婚するつもりだと告げる。動揺した満男は祝福するのだが、当の結婚式をめちゃくちゃにしてしまう。後悔する満男は奄美大島でリリーと出会うが、彼女の家に行くと寅さんが。
 
本来は最後の作品にするつもりではなかったので、内容は続きを感じさせるものになっている。でも最後リリーを送って行くところで終わっているのは、偶然かもしれないけれど寅さんらしいと言えば、らしいのかもしれない。もし続きがあればリリーと結婚しただろう。(山田洋二監督の構想ではそうなっていた)でもそれは見たいような、、みたくないような。複雑な心境。 満男と泉の結婚式は純粋に見たかった。きっと寅さんも同じ気持ちであるのは、間違いないハズ。

最後に

最後までお付き合いありがとうございます。寅さん記念館の出口を出たところで出会った、「こころのふるさとマップ」この地図と一緒に、寅さんのたどった道を一緒にもう一度歩くことができました。各作品を紹介した写真の中には、映りの悪いもの、撮影者が写りこんでいるもの多々ありました。御愛嬌ということで、勘弁してください。あまりに写真を撮りすぎたためバッテリーがなくなり、危うく48作全部の写真を撮れないところでした。なんとかすべて撮れたのは、寅さんのおかげ?かな。何はともあれ皆さんに中途半端な形でお見せすることにならなくてよかったです。まだ書き足りないところもあるので、少しずつ更新していきます。今後ともよろしくお願いします。

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